タブレット端末にはロボットがその時点で推定した地図と自己位置が表示されます.ユーザは,まだ地図ができていない領域も含めてタッチ操作によってマーカーを配置することができます.ロボットは,このマーカーを目印にして探索を行います.また,ロボットを複数台操作する場合は,この端末上で指示対象のロボットを切り替えることが可能です.
経路計画はRRT(Rapidly-exploring Random Tree)を用いて行います.しかし,従来手法ではユーザの意図に沿わない経路を計画することがあります.そこで,RRTの探索木の成長時に指示経路付近を重点的に探索することで,ユーザの意図に近い移動を行えるようになりました.